甥っ子達のお土産買いに・・・

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ここへ、21日の日曜に行ってきました。


 “独り者のムサイ30男が行ったら、さぞや浮いてしまうんじゃなかろーか”

と些か気がかりではありましたが、甥っ子の喜ぶ顔が見たいのと、折角高知に住んでいるのだから、この機会に行ってみようと考え、行ってきた次第です。

 ・・・とはいえ、中村から国道56号と高速乗り継いでも片道3時間以上・・・やっぱ遠いです。

“こんな手間かけて行って、もし期待していたのと違ったらどうしょう?”

などとも考えながらも、11時頃に現地に到着。

 握り飯2個ほどを腹に入れてから車を降り、アンパンマンミュージアムに向かうと、流石クリスマス前ということもあって、建物前の広場からすでに家族連れでごった返していました。

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 建物と外にあるアンパンマンなどのキャラクター像をまず写真に収めたのですが、ちっちゃい子が喜色満面でポーズをつけて親御さんに写真とってもらっている姿を見るたびにこちらまで頬が緩んでしまいます。

 さて、いよいよミュージアムの入り口をくぐると、もうそこはアンパンマンワールド(?)。幼稚園児ぐらいの子たちが、キャッキャ言いながら走り回ったり、床の覗き窓の中のアンパンマンを、服が汚れるのも気にせず腹ばいになって熱心に見ていたりしていました。

「こりゃいよいよ紅星のようなモンは不似合いじゃろか??」

と思いつつも、

「こうなったら、ここにいる間は童心に帰ったつもりで楽しもう!」

と腹をくくって見て回ることにしました。

 さて、ここで予め言っておきますが、紅星は実はアンパンマンのキャラがこの日までほとんど分かりませんでした。アンパンマンやジャムおじさん、バイキンマンやドキンちゃんなどの主要キャラくらいなら知ってたんですが、どんぶり3兄弟やホラーマン、ロールパンナなどは、アンパンマン列車(特急南風)で見かけることはちょくちょくあっても、名前は知らんし、ましてや何者かなんて見当もつきませんでした。知らんのが何とも歯がゆい思いをしていたのですが、この日やっとその歯がゆさから解放されて良かったです。

 ミュージアム館内はやなせさんの意向でビデオ・写真撮影自由でしたが、HP・ブログへの転載は違法行為とのこと。折角撮った写真をアップできないのはまことに残念ですが、一言で感想言わせてもらえば、

 来た甲斐があった♪♪ また来よう♪

と思わせてくれる内容でしたね。

 アンパンマンを知らない人でも、例えばお年寄りでも、やなせさんの書くアンパンマンの世界にスルッと入っていける、ここに来れば、子どもも大人も、みんなホンワカ笑顔になれる、そんな不思議な空間になっています。

 特に面白かったのがアンパンマンの制作秘話。


ぱっとしない無名漫画家だったぼくの
最初のヒット絵本は
『やさしいライオン』で
ラジオドラマ・コーラス
紙芝居・映画・その他いろいろ
影絵劇団の「角笛」では
今年も再・再演
絵本は相変わらず版を重ねて
今や古典的なロングセラー
『やさしいライオン』が
なかったら
アンパンマンは生まれなかった

だからアンパンマンの母は
『やさしいライオン』で
アンパンマンはライオンから
生まれたということになる

とはいうものの
はじめは評判がよくなくて
「こんな絵本はやめなさい
これ(※アンパンマン)はどうしようもない駄作」
と、多くの人に忠告された

人生はいつも解らない
未来のことは解らない
誰も認めなかったこの絵本を
最初に認めたのは誰だったのか



さてさて三年ぐらい前に
ひっそり出版されたぼくの絵本
誰も知らない、話題にもならない
編集者には嫌われて
「あれはやなせさんの本質ではない
もう二度とかかないでください」
と、いわれたアンパンマンを
最初に認めたのは
いったい誰だったのか

ある日フィルムの現像にDP屋へ行くと
そこのおやじのいうことには
「先生アンパンマンという絵本かいてるね
うちの坊主はあれが好きでね
毎晩せがむもんだから
おれすっかりおぼえちまった」
なんなんだこれは?
かすかな戦慄が背筋を走った

これが最初の予兆だった
あっという間に全国の二歳・三歳児
幼稚園・保育園にひろがっていった

つまり最初に認めたのは
二歳から五歳までの幼児たちだったのだ
純真無垢の批評家は
なんの先入観もなしに
判定をくだした
そして奇跡が始まった


紅星は最初のアンパンマン世代(75年初版)のはずですが、何故か読んだ記憶がありません(単にウチに無かっただけのような・・・)。でも、同年出版の『やさしいライオン』が大好きで、何度も読んだし、映画も記憶に残っています。『ブルブル』がアンパンマンの母というのに、深く頷いてしまいました。

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外にあったロボット、何かなァと思っていたら、『だだんだん』というのだそうで、『アンパンマンとだだんだん』の解説に、


だだんだんというふみつぶしロボットがでてきますが、これはぼくとしては自然を荒らしてしまう暴力と考えています。これ以上自然を破壊してしまうと、ぼくらは生きられなくなるかもしれません。

うさぎを森の生物の代表みたいにしたのは、大変かわいくてやさしい草食動物で、攻撃武器のない平和な性質だからです。

でも、いくら平和に暮らしていても、ある日突然、だだんだん!と不気味な音がしてぼくたちはふみつぶされてしまう。そんなことが絶対にないようにという願いをこめて描きました。

                               やなせたかし


という言葉を寄せています。これを読んで、やなせさんの絵本の底流にある、深いメッセージ性を感じたことでした。

 さて、館に飾られているアンパンマンの絵を見ていて、何かデジャブーを感じたのですが、


風は
ふるさとの風
光も
ふるさとの光
晩年の
紅い夕日
ぼくは
まばゆい


というやなせさんの言葉で納得。空は南国土佐の抜けるような青空、海は黒潮躍る太平洋、そして太陽は宿毛のだるま夕日なんだ!と。

そういえば、ドキンちゃんのエピソード


ばいきんまんを助けるために
ばいきん星から
飛んできたのが
女のばいきん・ドキンちゃん
流し眼キラリ
胸がドキン
だから名前がドキンちゃん

かわいくて美人だが
わがまま、生意気、意地悪で
人を傷つけてよろこぶ性質
たとえば「風と共に去りぬ」の
スカーレット・オハラ
あれが典型的なドキンちゃんタイプ
スカーレットが好きなのはアシュレー
ドキンちゃんが好きなのはしょくぱんまん

しかし
しばらく経つうちに
奇妙なことがおきてきた
ドキンちゃんはどんどん強くなり
ばいきんまんは
あごで使われる

正義の敵のばいきんまん
恐れるものは何もない
強力無比といばっても
ドキンちゃんにはかなわない
なさけないけどしかたがない


と、館に飾られているドキンちゃんの大きな肖像画見て

「バイキンマンを尻に敷いちゃうドキンちゃんって、まんま土佐の『はちきん』だよなァ・・・」

と思ったことですが、この『ハチキン』が『ドキンちゃん』のモデルという仮説、あながち外れていないと思いません!?

という訳で、ちょっとのつもりが結局3時間近くも見て廻って、

『来てよかったなァ、また今度、夏に来よう』

と思いつつ帰路に着いた紅星でした。


あとは、てんちゃんとはーちゃんがお土産を気にいってくれますように・・・・


こちらもご覧下さい

香美市立(旧香北町)やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム



【12/25 23:50追記】 

 さっきアンパンミュージアムのアートブック見ててビックリ!

 やなせさんって、紅星と誕生日同じ(2/6)だったんや!!

 
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【2008/12/25 06:55】 | #[ 編集]

だいじょうぶ


どうもどうも♪

チビはアンパンマンど真ん中です。
間違いなく気に入りますよ(笑)
ところでミュージアム。
ど真ん中のうちに一度行きたいものです。
近いうちにきっと行きますので、そのときは
案内お願いします(^-^)b

【2008/12/25 22:29】URL | do #gg5OuPpY[ 編集]

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