解散総選挙に思う(上) ~朽ちた大樹(または瀕死の巨象)・自民党の黄昏~

 21日、衆議院が解散され、8月13日公示・8月30日投票の政治戦の幕が切って落とされた。

 これに先立ち、新聞各紙は緊急世論調査を実施したが、いずれの調査結果も与党、とりわけ自民党に厳しい結果となっている。


 職場で購読している毎日新聞および高知新聞でも、

 毎日新聞世論調査:衆院あす解散 追い込まれ、審判の時(『毎日』7月20日朝刊)

 共同通信世論調査:比例は民主36%、自民15% / 「投票に行く」96%(『高知』7月20日朝刊)

という見出しで調査結果を報じていたが、紅星が2紙の調査記事でとりわけ印象深かったのが、『毎日』のこの設問。

 ◆自民党内には「麻生首相に代えて新しい総裁で衆院選に臨むべきだ」との声があります。今の自民党の総裁には誰がふさわしいと思いますか。

麻生太郎                  10    11  9

石原伸晃                   8     9  8

石破茂                    6     7  4

小池百合子                  4     5  3

鳩山邦夫                   4     3  4

舛添要一                  16    14 17

与謝野馨                   7     8  6

この中にはいない          40    40 40

 紅星の記憶では、総選挙前の世論調査でこのような問い(最大与党の党首が適任か否か?)が設けられ、かつ、『該当者なし』が半数近くに及ぶなど、未だかつてなかったのではあるまいか?

 もっとも、ここ最近の自民党の混乱ぶりを目の当たりにすれば、至極当然の結果だと思うが。

 各新聞・TVの世論調査を見るにつけ、自民党の混迷・凋落ぶりが日に日に顕著になってきている感があり、総選挙の結果如何では『二大政党』の一翼を担うどころか、そのまま瓦解してしまうのではなかろうか?とさえ思えてくる。

 それなのに、当の自民党議員諸氏は相も変わらず内輪で責任の擦り合い・非難合戦に血道を上げているわけで、茨城や山梨の医師会で愛想を尽かして数千人規模の集団離党が起こっているのも、むべなるかなといった感がある。

 これも、三位一体改革で徹底的に自民党の支持基盤を破壊し、郵政選挙で大した政治ポリシーも持たず、社会常識すら欠落しているくせに大言壮語する『小泉チルドレン』なる軽佻浮薄の輩を跋扈させた、小泉元総理のお蔭である。彼の最大のマニュフェスト 『自民党をぶっ壊す』 は、今まさにその実現の時を迎えようとしている。

 一方で本日、民主党は注目の選挙区・東京12区に参院比例の青木愛氏を擁立すると発表。小沢代表代行が“国替え”出馬し公明太田代表と直接対決するか?とも目されたが、結局は回避した形になった訳だが、この記事のように、早くも選挙後の民主・公明の連携の可能性も囁かれている。

 (もっとも、民主と公明の議員はつい15年前、新進党で一緒にやっていた訳で、新進党解党後も地下水脈では繋がっているという見方もできるかも知れない)

 今日の高知新聞によると、昨日23日、高知三区の山本“有事”、もとい、有二氏が須崎市で事務所開きを行い、その席で『選挙区は自民、比例は公明で』と訴えたという事だが、この期に及び、自党が存亡の危機に瀕しているかも知れないというに、自党の比例議席より、コウモリ党の議席を優先するとは、よくよく太っ腹と言うか、お人好しと言うか、憐れにすら思えてくる。

 以前にも少し触れたが、今回の選挙が終わった時、そこには、カラカラに干からびた自民の残骸と、タンマリ美味しい血(自民からの票)を吸って超え太り、次なる獲物(民主)を目指して飛び去るコウモリの光景が残される・・・そんな気がしてならない。

 さて、そのような魑魅魍魎・百鬼夜行が蠢く今度の政治決戦、JCPは如何に戦わん!?

・・・以下、次回へ!!




今回もお読み頂きありがとうございました。

したっけ
 

  
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