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レイク・エリー寄港を、各紙はどう報じたか

 本当はもっと早く書く予定だったけど、しんぶん赤旗の入手が遅れて(紅星は貧乏党員なので、日刊紙の購読を免除してもらっている。但し、代わりにweb版を閲覧している)今日になっちゃいましたが、『レイク・エリー』入港問題を新聞各紙はどう報じたか、『備忘録』的に載せてみました。

 長いので、ヒマな人と我慢強い人はどうぞ。


まずは地元紙・高知新聞から続けて2つ。

 【高知新聞2/2朝刊 22面】

米イージス艦宿毛入港
3回目 平和団体は抗議活動

 弾道ミサイル迎撃機能などを備えた米海軍のイージス巡洋艦「レイク・エリー」(9950トン、約350人乗り組み)が1日午前、宿毛市の宿毛湾港に入港した。米イージス艦が同港に入るのは2008年5月以来、3回目。岸壁周辺では、寄港に反対する平和団体などが抗議活動を展開した。(21面に関連記事)

 レイク・エリーは、日米共同で進めるミサイル防衛の中核的役割を担い、最新システムの「実験艦」としての任務にも就いてきた。弾道ミサイルを撃ち落とす最新型の海上配備型迎撃ミサイル「SM3」のほか、巡航ミサイル「トマホーク」なども発射できる。

 同日午前9時ごろ、池島岸壁に接岸。過去2回の寄港時に行われた花束贈呈などの歓迎セレモニーはなく、中西清二市長らの出迎えを受けたロン・ボクソール艦長は、艦内での会見で、「自然の良港である宿毛に入港できて光栄」などと述べた。

 5日に出港するまでの間、乗組員が日本文化体験教室に参加するなど、市民との交流行事も計画されている。

 岸壁周辺では、高知市から大型バスで駆け付けるなどした平和団体のメンバーら約150人が「米軍は帰れ」などと叫び、雨の中をデモ行進。車で市内もパレードし、「米国の勝手な行動を許してはいけない」と、住民に呼びかけた。

(米イージス艦取材班)



【高知新聞2/2朝刊 21面】
米イージス艦 宿毛入港 市民に慣れと戸惑い
最新鋭設備 報道陣に公開

 5年間で3回目となる米イージス艦の宿毛寄港。1日午後、米兵が繰り出した宿毛市街地では、若い米兵が連れだって闊歩(かっぽ)する光景に「慣れてきた」と話す市民も。「レイク・エリー」のロン・ボクソール艦長(46)は会見で、寄港目的は日米の友好・親善と強調したが、市民の間には寄港常態化への懸念も消えず、戸惑いも大きい。
(米イージス艦取材班)=22面参照

 宿毛湾港の沖防波堤は、4年前の初寄港時より延伸。今回で3回目となる地元の水先案内人も先導に慣れ、レイク・エリーは穏やかな波の中、静かに接岸した。

 同艦は、北朝鮮などの弾道ミサイル念頭に置いたミサイル防衛(MD)システムを備え、迎撃ミサイル「SM3」を搭載。相手ミサイルの動向察知や攻撃などを一括制御するCIC(戦闘情報センター)などを寄港後、報道陣に公開した。

 SM3や巡航ミサイル「トマホーク」を発射する垂直発射システムの前で、広報担当者が、「ここからのミサイルで、大気圏外で制御不能になった(米国軍事)衛星を撃ち落とした」と説明。ボクソール艦長は、米海軍の19隻のMD対応イージス艦の中で「最新鋭の能力」と胸を張った。

 米統合参謀本部のQDR(4年ごとの国防計画見直し)室長なども務めた艦長は、自衛隊との共同演習にも触れ、「(西太平洋からインド洋付近までをカバーする)第7艦隊では弾道ミサイル防衛が非常に重要。自衛隊との演習(※紅星註:土佐清水沖のリマ海域で行っている?)は頻繁すぎて数えられない」と話した。

 午後には、米兵たちが私服に着替えて市街地へ。2006年「ラッセル」、08年「オカーン」に続き、3隻目のイージス艦の寄港に市民の受け止め方はさまざまだ。

 60代のタクシー運転手は「今まで2回ほど乗せたが、紳士的でトラブルがあったとは聞いていない。米軍が来たら街が活気づく(※本当か?それなら沖縄なんかもうすごい活気だろうに)」。

 一方、ある商店主は「沖縄などで事件も起きている。本音では反対。でも、歓迎している人もいる(※宿毛商工会議所とか)。表立っては反対できない」と複雑な表情を浮かべた。


艦長会見要旨 「軍港化の意図ない」

 米イージス艦「レイク・エリー」のロン・ボクソール艦長(46)の1日の会見要旨は次の通り。

 「今年は日米安保条約改定から50年。寄港中に新たな友好を築き、大切な絆(きずな)をさらに深化させたい。われわれの訪問は、日本と東アジア地域全体に対する米国の責務の実証。継続的な米海軍のプレゼンスと海上自衛隊との緊密な協力は、世界で最も大切な2カ国間の安全保障に対する両国の責務を反映するものだ」

 -寄港目的は。

 「同盟関係の推進。海軍は米国を守ると同時に日本を守るという仕事がある」

 -宿毛に寄港する3隻目のMD対応艦。宿毛を拠点として使っていくのか。

 「MD艦が続いたのはたまたま。日本にある『軍港』は横須賀と佐世保。宿毛を軍港化とか拠点にしようという意図はない」

 -米政府は「水上艦への核搭載はない」と説明している。本当に搭載していないか。(※そんなの『NO』というに決まってるやいか)

 「個々の艦船の能力は話さない。ただ、日本国民が持つ核兵器への特別な意識は、米政府も私も知っている。米海軍は、日米安保条約を強く履行しているし、守っている」

 -入港に反対する意見もある。

 「反対であれ賛成であれ、言論の自由は大切。言論の自由が保てるように、民主主義を守るのが私たちの仕事だ」

【以上、引用終わり】



次に、全国紙代表で『朝日』を紹介。

【朝日新聞2/2付朝刊22面】
米艦宿毛入港
艦長、「親善」を強調 核の有無「言わぬ」

 米海軍のイージス巡洋艦レイク・エリー(満載排水量約9600トン)が1日朝、宿毛市の宿毛湾港にある池島4号岸壁(水深13メートル)に接岸した。5日朝の出港まで、約350人の乗組員らは地元の歓迎式典に出席したり、周辺を観光したりするという。岸壁近くでは抗議集会が開かれたが、大きな混乱はなかった。

 米軍艦船の県内への寄港はイージス駆逐艦ラッセル(2006年5月)、同オケイン(08年5月)に次いで3度目。いずれも宿毛湾港に寄港した。レイク・エリーは全長約173メートルの巡洋艦。過去2回のイージス艦がいずれも全長154メートル前後の駆逐艦だったのに比べ、一回り大きい。

 航空機やミサイルを探知して攻撃できる「イージス・システム」を持ち、大気圏外で複数の弾道ミサイルを同時に迎撃したり、故障で墜落する衛星を破壊したりした実績がある。

 入港直後、艦長のロン・ボクソール大佐(46)は艦内で会見し、「寄港中に新たな友情を築き、さらに深化させたい」「宿毛を軍港化する意図はない」と説明。核兵器も搭載可能とされるが、核兵器搭載については「個々の艦船の能力については話さないというのが軍のポリシーだ」と述べた。


◆抗議・歓迎の声交錯

 港近くでは午前8時すぎから、地元の平和団体「宿毛湾非軍事ネットワーク」のメンバーらが抗議集会を開いた。県が立ち入り制限した区域の外で「核兵器搭載の疑惑がある艦船の寄港に抗議する」「宿毛を米軍の恒常的な基地にしようとしている」などと訴えた。

 午前9時前、レイク・エリーが岸壁に近づくと、集会に参加した約200人(主催者発表)が「宿毛湾に軍艦はいらない」とシュプレヒコールを上げ、周辺をデモ行進。「鬼は外、アメリカ軍は帰れ」と言って豆をまいて抗議した。

 同ネットワーク運営委員の大西正祐さん(57)は「『非核』を証明せずに入港することは被爆国の私たちの気持ちをわかっていない証拠。そんな国の軍艦の寄港は許されない」と話した。

 一方、港周辺には寄港を歓迎する団体の車も現れ、「日米同盟を堅持すべきだ」「米軍を歓迎」などとマイクで訴えながら走った。

 地元の宿毛市では2日以降、有志らでつくる米艦「レイク・エリー」歓迎実行委員会(会長=田村章・宿毛商工会議所会頭)が歓迎行事を計画している。市内の公園で獅子舞や和太鼓を披露するイベントをはじめ、着物の着付けや華道などの教室を開き、乗組員らに日本の文化を体験してもらうことにしている。


【以上、『asahi com.マイタウン高知』から引用】



 そして、抗議行動参加者にも関係者多かったJCPの機関紙・『しんぶん赤旗』。

【しんぶん赤旗2/2号 3面】

米イージス艦 宿毛に来るな
高知 「軍事化許さない」と抗議

 米イージス艦「レイク・エリー」(9600トン、母港ハワイ)の宿毛湾港寄港に抗議する集会が1日、高知県宿毛市の宿毛新港緑地公園で開かれました。米イージス艦の宿毛湾港寄港は06年、08年に次いで3回目。巡洋艦の入港は初めてです。

 宿毛湾の軍事利用に反対する「宿毛湾非軍事ネット」などが開いたもので、200人が参加。午前8時30分に「レイク・エリー」が宿毛湾港に接岸すると抗議の声をあげました。

 抗議集会で同ネットの松浦英夫世話人(宿毛市議)が「米イージス艦の度重なる寄港は軍事再編のなかに宿毛湾が位置づけられ、宿毛湾の軍事化の恐れがある。断固として抗議の声をあげよう」とあいさつしました。

 日本共産党の春名なおあき参院高知選挙区候補は「アメリカの先制核攻撃の中心任務を持つ艦船の寄港は許せません。宿毛湾の軍事利用を許さないたたかいを盛り上げていきましょう」と訴えました。

 各政党や平和団体、民主団体が決意表明しました。「レイク・エリー」が接岸する岸壁付近をデモ行進して寄港に抗議しました。

 宿毛市の漁業、井渕政澄さん(61)は「宿毛湾はいまウルメ、イワシ、サバの漁期で、アメリカ軍艦入港は迷惑です」と話していました。高知市から参加した松本詔道さん(69)は、「寄港の事実を積み重ね、なし崩し的寄港を常態化する危険がある」と語っていました。

 「日本共産党と緑心会」県議団の田頭文吾郎、米田稔、塚地さち、中根さちの各県議、市町村議らも参加しました。

【以上、引用おわり】



次は、前エントリーで「この人も記事書いています」と紹介させてもらった、中田さんが記者やっている『高知民報』。

【週刊高知民報2/7号】
米イージス艦 3度目の宿毛入港
ミサイル巡洋艦レイク・エリー  「軍港化反対」抗議集会に150人

 宇宙空間の標的をSM3ミサイルで撃ち落とす能力を持つアメリカ海軍のミサイル巡洋艦レイク・エリー(第七艦隊所属、母港ハワイ)が宿毛湾港池島岸壁に2月1日午前8時40分頃、県民の抗議の中、入港しました。

 レイク・エリー(CG70、排水量9600トン)は、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦でBMD(弾道ミサイル防衛計画)に組み込まれた最新鋭のイージスシステム(※)とスタンダードミサイル(SM3)、トマホークなどを装備。2008年2月20日には太平洋上からスタンダードミサイルを発射して制御不能になった人工衛星の撃墜に成功した最前線で活動している艦です。

 米イージス艦の同港寄港は08年5月のミサイル駆逐艦オカーンに続き3度目(昨年のキッドの打診を含むと4回目)で、今回の寄港目的は「親善友好」とされていますが、レイク・エリーは1月19日から29日まで横須賀に入港しており補給や休息の必要はなく、BMD計画、リマ水域での軍事演習と一体化した宿毛湾の恒常的軍事利用に向けた入港の既成事実化が狙いと考えられます。

 艦内で記者会見を行なったロン・ボクソール艦長(大佐)は「我々の訪問は日本と東アジア全体に対するアメリカの責務の定期的な実証。(本艦は)最新鋭の能力を持つ戦闘艦でBMD能力が非常に優れている。海上自衛隊と演習を行ない、つながりを深めて太平洋の平和と安定に力を入れている」、ラッセル、オカーンとイージス艦の宿毛寄港が連続していることについては「(ラッセル、オカーンとは)BMDで一緒に行動しているが、宿毛を拠点にする考えはない。日本の軍港は横須賀、佐世保。たまたまイージス艦が続いただけ」と述べました。

 ※イージスシステム:高性能レーダーとコンピューターを用いて艦隊全体をネットワーク化し、ミサイルや航空機からの攻撃を迎撃するシステム。


 ◇ ◇ ◇ ◇

 米海軍ミサイル巡洋艦レイク・エリーが入港した宿毛湾港では1日、「宿毛湾非軍事ネットワーク」が呼びかけた抗議集会とデモが150人が参加して取り組まれました。

 主催者を代表して宿毛湾非軍事ネットの松浦秀夫氏が「尾崎県政が非核証明書が最低条件であるとの申し入れに対し、外務省の核搭載能力はないとの口頭説明を根拠に、核搭載疑惑があるイージス艦寄港を容認したことに強く抗議する。毎年のような宿毛寄港は、恒常的にイージス艦の基地にすることを狙うものだ」とあいさつ。

 オバマ米大統領、駐日米国大使、尾崎正直県知事に対し「核兵器搭載の有無を不明確なまま宿毛湾入港を強行したことは友好親善に背く行為だ。私たちは宿毛を米軍基地にすること断固拒否する」という抗議文を決議し、港内を「宿毛湾に軍艦はいらない」、「U・S NAVY GO HOME」とシュプレッヒコールをしながらデモ行進。節分にちなんで豆をまくパフォーマンスも行なわれました。

 抗議行動に初参加した中内愛さん(26歳、高知市)は「あまり近くまで寄れなかったが、大きさと威圧感には圧倒された。ミサイルを積んで実戦に参加した軍艦が高知県の港に入ってくることに怖さを感じる」と話していました。


【以上、引用終わり】




 各社、各記者ともに特色が出ていますが、こんな記事が金輪際載らないで済むことを切に願いたいです。




冗長な記事にお付き合いありがとう、そしてお疲れ様でした。 したっけ


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