今回は『前々から書きたくて堪らんかったけど、よう纏めきらざったテーマ』について書きます。
ホントはもう少し練り上げてからにしたかったのですが、情勢が切迫してきたもので、「今書かずしていつ書くのか」と思い直し、敢えて今回記事としてアップする事にしました。
切迫した情勢とは他でもありません。
『憲法9条を守ろう』という多数の国民世論に挑戦するかのように、13日の衆議院本会議で自民・公明の与党は“9条改悪への一里塚”
『国民投票法案』を強行採決。
また、一方に目をやれば、
高知県東洋町では『高レベル放射性廃棄物最終処分施設』の候補地に名乗りを上げた田嶋(前)町長が、リコールを打たれる前に辞職し、「文献調査推進の信を問う」と出直し選挙という挙に出て、今日、高知県の命運すら左右しかねない選挙戦がスタートしました。
国会でも東洋町長選挙でも、相手方は「新しい権利も憲法に入れなきゃ」 「自衛隊は現に在るんだから実態にあったようにしなきゃ」 だの、「調査の応募が即建設への応募ではないですよ」 「調査で入る交付金で町を活性化しましょうよ」 だの、国民や東洋町民にその気にさせるように、投票法案ではマスゴミを、処分施設では
お抱え学者やタレントを使って仕掛けてきており、まさに風雲急を告げる事態となってきています。
しかし、そこで「それぐらいなら別にいんじゃない?」と認めてしまったらどうなるか?
歴史はすでにその前例を私たちに示してくれています。
それは
『大坂の陣』 です。
大坂冬の陣・夏の陣については、それこそ数多の歴史研究家や歴史FANなどについてあれこれ語られてきたし、小説やTVの歴史ドラマの題材として格好のネタとなっている事は今さら言うまでもありません。そして恐らく大阪の人にとっては並々ならぬ思い入れがあるだろうと思います。
それを承知の上で、以下は紅星の主観も交えながらの記事になるので、もし見方が違っていても怒らないで下さいね。特に家康FANの方(笑)。
1600年の
関ヶ原の戦いで、
石田三成と武断派諸将の対立につけ込んで、何とか勝利した
徳川家康。1603年には待望の江戸幕府を開き、残るは「ワシの存命中に豊臣討滅を」と、「秀忠の二代将軍就任祝いに来い」だの「方広寺の鐘に、ワシを呪い殺そうという文言がある」だのとイチャモンや脅しをかけて豊臣家に精神的追い込みをかけ、ついに1614年冬、20万の天下総動員の大軍をもって大坂城を包囲(『大坂冬の陣』)。自らの野望の総仕上げにかかります。
しかし、囲んだ
大坂城は城攻めの名人・豊臣秀吉が『難攻不落の城を』と晩年総力を挙げて手がけた城。二の丸・三の丸堀に加え、現在の大阪環状線にほぼ一致する
『惣堀』という外堀を張り巡らせ城下町まで囲い込む『総構え』。唯一、南側・天王寺口が弱いとされていましたが、天下の名将・
真田幸村が出丸
『真田丸』を築き自らそこに入って指揮。
まさに『金城湯池』と化した大坂城は10万の牢人兵とともに頑強に抵抗し、徳川勢も攻めあぐねる事となります。
戦況の長期化による威信低下を恐れる家康。もともと家康は野戦には強いですが城攻めはそんなに上手くありません。
そこで家康は籠城方の大将
豊臣秀頼の生母・
淀殿に対する心理戦を展開します。音を立てて地下道を掘削させたり、南蛮の大筒を轟音を響かせて発砲し、淀殿のトラウマを刺激したのです。淀殿は幼少時に浅井家の
小谷落城と柴田家の
北ノ庄落城を経験し、実父
浅井長政と、養父
柴田勝家・実母
お市の方を亡くしており、過剰なまでの落城への恐怖感を持っていました。そこへたまたま、当時の大筒にしては良く飛んだ砲弾が淀殿のいるところの近くに命中、侍女が圧死するという出来事が起こります。
すっかりパニックに陥ってしまった淀殿に対し、「頃は今」と家康から講和の申し入れが。その条件とは「本丸を残して二の丸・三の丸を破壊する事」「『そうぼり』を埋める事」など。淀殿は「『惣堀』を埋めるくらいなら構わないでしょう」と講和に応じます。
しかし、二の丸・三の丸を破壊し、『惣堀』を埋めた徳川方の人夫は、何と内堀まで埋め始めます。驚いた大坂方、徳川方に「約束が違う!埋めるのは『惣堀』だけではなかったか!?」と抗議しますが、徳川方は「『総堀』(全ての堀)を埋める事でそちらも認めたではないか」の一点張り。悔しがる大坂方を尻目に堀の埋め立ては続き、ついに全ての堀が埋め立てられ、大坂城本丸近くまで容易に攻め込めるようになってしまいました。
総堀埋め立て作業が終了したのを見計らい、家康は大坂方に牢人衆の召し放ちと秀頼の大和移封を迫ります。「そんな条件が呑めるか!」と激怒する淀殿。家康は「時は来たれり」と豊家滅亡の戦『大坂夏の陣』を起こします。
もはや籠城は出来ぬと覚悟を決めた真田幸村・
後藤又兵衛・
長宗我部盛親・
明石掃部・
木村重成・
毛利勝永らの牢人武将の奮戦はありましたが、それも空しく大坂城は紅蓮の炎に包まれ落城、淀殿・豊臣秀頼母子は自害し、豊臣家はここに滅亡しました。
以上、長々と『大坂の陣』について書いた訳ですが・・・どうですか?自民・公明の与党や田嶋前東洋町長のやり口、家康にオーバーラップして見えるのは紅星だけでしょうか?
『外堀くらいならいいや』なんて思っていると『内堀』まで埋められて、「話が違う!」と慌てた頃には時すでに遅く、血涙を流しながら滅び去る破目に(泣)・・・なんて事の無いように、東洋町の町民の皆さんは町長選挙で、そして他の全国の有権者の皆さんはいっせい地方選挙の後半戦と夏の参議院議員選挙で、『家康』に騙されない選択をしましょう!
『大坂城』は落城しましたが、『鳩城九城』(=憲法9条)と『東洋城』(=東洋町)はまだ“落城”を阻止する事が出来ます!! 以上、紅星の拙い文にお付き合い頂き、有難うございました
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