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5.23岩国大集会 大会アピールと、感銘を受けた二つの訴え

 さて、前エントリー記事で5.23岩国大集会の様子は大体分かって貰えたと思いようがですけんど、実は先に公開した大会の画像の他に、紅星のオンボロデジカメには2人のあいさつと訴えが動画で収まっちょります。

 一人は、井原勝介前岩国市長、そしてもう一人は会場でも深い共感と感動を与えた、高校2年の岡田瑞歩さんの訴え。

 紅星にyoutubeやニコニコ動画にUPする知識があれば公表したい位のいい訴えながやけんど、知識はないし、岡田さんは未成年、UPするのに躊躇いもあるけん、動画を元に、お二人の訴えをここに文章で再現させてもらおうと思いよります。

                      DSC00683.jpg


 その前に、前エントリー記事に載せそこなった『大会アピール』をまず紹介。

【5.23 見直せ!岩国大集会アピール】

 私たちは、4月18日の徳之島15,000人集会、4月25日沖縄9万人集会に連帯してこの集会を計画しました。

 新たに岩国へ59機の艦載機が配備され、極東最大の軍事基地になるなど誰が望んだでしょうか。

 「滑走路を1km沖合に出すので爆音は少なくなる」と防衛省は言いますが、その保証はどこにもありません。また、世界遺産である宮島を含む広島県や周防大島町の上空は、確実に飛行ルートに当たり、四国や中国山地のまちや村が低空飛行の爆音で切り裂かれるなど、その影響は広範囲に及びます。

 川下のデルタ地帯は私たちの祖先が営々として開拓してきたものです。この祖先からの贈り物を未来の子ども達にのこす責任を私たちは負っています。

 戦後65年にもなるのにアメリカ軍が居座ることなど、一体誰が予想したでしょうか。

 良好な住宅地ができるはずであった愛宕山開発の夢も無残に打ち砕かれ、防衛省はその跡地に米軍住宅を計画し、199億円の予算を決定しました。「市民の意見も聞く」と言いますが、米軍住宅や米軍関連施設などもってのほかです。長年の苦難に耐えてきた岩国市民のために、愛宕山跡地はそっくりまちづくりに使うべきです。

 またアメリカは「地元の合意がないところには行かない」と言います。しかし岩国、沖縄、徳之島、厚木の住民は誰も「合意」していないのです。

 もちろん私たち岩国市民は、艦載機移駐にも愛宕山米軍住宅にも反対です。沖縄をはじめ全国のみなさんと連携して、たたかい続けることを、ここに高らかに宣言します。

                         2010年5月23日
                      見直せ!米軍再編5.23岩国大集会参加者一同



DSC00654a.jpg


【井原勝介 5.23岩国大集会実行委員会代表(元岩国市長)のあいさつ】


(大きな拍手のなか登壇。)

 みなさん、こんにちは。(参加者:「こんにちは!」)

 え~、実行委員長を務めます、前の岩国市長の井原でございます。今日は大変な雨のなかを、こんなに大勢ご参加をいただきまして、誠にありがとうございます。心から感謝を申し上げたいと思います。

 鳩山さんだったか、「雨の日のお客は大事にしなきゃいけない」って言ってらっしゃいましたが
(笑い)、まさにその通りであります。我々の大切な仲間だというふうに思います。

 今日の大会は、沖縄が大変今大きな問題になっています。その陰に隠れたように、岩国の米軍再編も、そのまま進められようとしています。でも残念ながら、岩国の事はあまり報道されません。知られてないような気がいたします。そこが残念でですね、大変な危機感を我々は持っています。そこで、今一度、これ以上の基地は要らないという、岩国の市民の強い意志を示すために、今日の大会を企画いたしました。本当に、これだけ大勢の人に集まっていただいたという事で、大会の目的は、半ば以上達成されたという風に思います。

 雨も降っていますので、とかく私も演説が長くなりますので、簡潔にやりたいと思います。最初の方も少し長かったですね
(笑い)。私の言いたい事もですね、かなり言っていただいています。えー、省略いたします。

 政権が、交代をしました。我々も、少なくとも市民の意志を聞いていただいて、見直しの方向で議論が始まるのではないかという風に期待をしていました。でも残念ながら、これまでの政権、旧政権の、あの、アメとムチで、民意を無視して一方的に進めてきた、そういうやり方に対する検証もなされず、新しい政権としての考え方も示されないままに、従来どおり実施するのだという方針が示されました。皆さんご存知ですよね。補助金をカットする、アメとムチで一方的に進めるようなやり方、旧政権のやり方をそのまま踏襲するというのではですね、岩国の市民は納得できません。
(そうだ!の声)

不信感が高まるばかりであります。これは、このまま進めてしまったら、我々もちろん納得できませんけども、不信感が高まり、岩国も混乱するばかりであります。市民にとっても、国にとっても、アメリカ軍にとっても、みんなにとっていい方向ではない、マイナスになるんではないかという風に私は思います。

 我々は、生活がかかっています。命もかかっています。理不尽なやり方には、納得はできません。平和に生活する、平穏に生活する権利は、基本的人権であります。憲法に明記されている、何人といえども侵す事のできない、基本的な人権であります。その事を、国もしっかりと考えてもらわないといけません。

(拍手)

 ちょっと長くなりかけていますが(笑い)、今日沖縄に鳩山さんは行っています。色々ありましたが、どうも、アメリカに遠慮したのか、沖縄よりもアメリカの方を優先して、日米合意がほぼ決まったようであります。また元に戻るという事では、沖縄の人は、今日沖縄からも来ていただいていますが、決して納得しないと思います。決して、納得できるという事ではないと思います。このまま行き詰ってしまうんではないかと思います。

 私はそういう動きを見ていると、あ、岩国とこれは同じだなと。全く同じであります。アメリカに遠慮をして十分にものが言えず、そして一方では、官僚主導なんでしょうか、国民にはあまり知らせないで、国が決めていく。そして決めた事を、我々に押し付けてくる。そういう従来型の、いわば延長線上の官僚的な発想で、基地もたらい回しをする。そういう小手先の対応では、もう一歩も動かなくなっているんではないかと、私は思います。


 ではどうすればいいのか。民主主義の原点に帰るべきであります。(そうだ!の声)発想の、大転換をすべきであります。外交も安全保障も、国民の理解と協力なくしては、一歩も動きません。すべての政治、市民の意志を大切にして、その意志を実現する事、これが民主主義の原点、基本であります。そこに帰らなければいけません。反対があるからと言って、逃げていてはいけません。困難な問題であればあるほど、情報をきちんと公開し、国民・市民に十分説明し、とことん議論して、その理解を得ていく。そういう政治でなければいけません。逃げてはいけません。正面から国民に向き合い、困難な課題を解決する、それが政治の役割であります。甘い政策は、幾らでも誰でもできます。困難な問題に、市民・国民に向き合い、正面から立ち向かっていき、その問題を解決する事ができる、できるかどうか、そこに政治の真価が、私は問われているという風に思います。

 今、政治が機能しなくなっているとすればですね、我々の生活を守るために、我々自らが声を上げなければいけません。我々自らの力で、政治を、動かしていかなければいけません。政治を、我々の力で、変えていかなければいけないと思います。

 今、沖縄で大きな声が上がっています。ここ岩国でも、今日、ここ岩国から、これ以上の基地は要らないという、我々の大きな声を上げて、市民の力でこの国の政治を動かす、大きな大きな、力強いうねりを皆さんとともに起こそうではありませんか。
(「そうだ!」の声、拍手)

 後ほど、若者が意見発表をしてくれます。私は、オバマ大統領の就任演説を思い出します。何十年か経た後に、彼ら若者たちに、「当時の大人たちは、命を懸けて頑張ってくれた。だから今、平和に、安全に生活する事ができるんだ」と、彼らに言ってもらえるように、今、今日からまた、我々大人が頑張ろうではありませんか。よろしくお願いします。ありがとうございました。

 本当に、雨のなかありがとうございました。心から感謝を申し上げまして、ごあいさつに代えます。

 ありがとうございました!!


(大きな拍手)



【岩国の高校2年生 岡田瑞歩さんの訴え】

(会場から盛んに拍手と「ガンバレ!」の声援が飛ぶ)

 みなさん、こんにちは。(参加者:「こんにちは!」)

 高校2年の、岡田瑞歩です。(拍手)

 みなさんは、「うそつきは政治家のはじまり」、(参加者:笑い)という言葉を耳にした事がありますか。(紅星「あります」と呟く)

 この言葉は、「うそつきは泥棒のはじまり」という言葉をもじって作られたものですが、私は、この言葉は、今の政治家や官僚たちに、とてもあてはまるものではないでしょうか。(「そうだ!」の声)そう思うのです。

 愛宕山は基地の滑走路を沖合い移設するために切り崩され、その跡地は、住民のために使われる。私は、そう聞いていました。しかし、蓋を開けてみれば、艦載機移駐に伴いやってくる、米軍の住宅を作るために使われる土地になろうとしている、そう聞きました。

 これを知ったのは、私が中学2年生の時です。私に、「うそつきは政治家のはじまり」という言葉を、確証づけた出来事です。

 その政治家達に聞いて貰いたい事があります。(紅星「そこに居る」と呟く)

 私は、授業を受けている時、ものすごい騒音を耳にする事があります。この音は、話をして下さっている先生の言葉すらも掻き消してしまう、そんなもの凄い、飛行機の爆音です。そのせいで授業は中断され、みんなは「またか。」そういう顔をして、窓の外に目をやります。

 今でさえこんなにもうるさいのに、その上59機の艦載機が来たらと思うと、高校時代の大切な授業を、その騒音の中で受けなければいけない後輩たちの事が心配でたまりません。

 そして、同じ岩国市民のみなさんにも考えて欲しいのです。

 私は飛行機の音を『爆音』と感じますが、何人かの友達は「気にならない」、そう言います。私はこれを聞いて、とてもびっくりしました。しかし、そう思ったのと同時に、「慣れ」というものは本当に恐ろしいなと、心から思いました。その子たちは家の近くでも艦載機が飛び交い、その爆音を耳にする事に慣れてしまっていたのです。
 
 しかし、慣れたからといって、その事ををそのままにしていていいのでしょうか。それは絶対に普通のことではないし、あってはならない爆音なのです。このことに今、何人の岩国市民の人が気づいているでしょうか。

 艦載機がやって来てから気づき、後悔したのでは遅いのです。

 私はこの騒音被害のことを、全国に、そして、アメリカに訴えたいです。

 私は大人たちに言いたい。

 あなたたちは、私たち子供の未来のことまで考え、政治に参加していますか。

 目先の利益だけにとらわれ過ぎてはいませんか。

 沖縄や広島で女の子たちが米兵にひどい目に遭わされたという話を聞くと、私は、岩国もそんな危険な町になってしまうのではないか、そう思い、とても、とても不安になります。

 この前の市長選挙が終わった後、私はその当時14歳でしたが、その幼いながらの心に、私にも選挙権があったらなぁと、強く思いました。

 せっかく選挙権を持っているのに、興味がなかったり、投票に行かなかったり、自分の意思を持たず頼まれた人に投票する、そういう大人を見て情けなく思いました。
(「そうでぇ!」の声)

 その人たちが、岩国の事や私たち子供の事を考えて投票してくれていたら、今、こんなに不安な思いをする事はなかったのではないでしょうか。(「その通りだ!」の声や拍手)

 大人のみなさん、私たちの願いを聞いて下さい。

 私たちは、静かで、安全で、一人ひとりが大切にされる町で、勉強し、暮らしていきたいのです。

 ありがとうございました。


(大きな拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 この岡田さんの話を聞いている途中で、「大人」の一人としてとても済まない思いで一杯になり、思わず「済みません・・・」と呟いた自分。

 艦載機の騒音に日々苦しむ岡田さんたちのような子ども達がいる一方で、ここ幡多の地でも、未だに『軍民共用空港』や『米軍艦船母港化』に執念を見せよう政治屋Yや「死の商人」どもが居る。

 彼らは「景気浮揚の為」としきりに言いようけんど、それはアフガンの、イラクその他の国々の人々の夥しい血の上に築く繁栄であり、貪欲に血を求める21世紀の「吸血鬼」にしか紅星には見えん。

 しかし、その「景気の為」という甘露な誘惑に靡く人々も少のうないけん厄介な事。何かそのような人々は生活に追われる余り、考える事を人任せ、換言すればマスコミ任せ・政治屋任せにして思考するがを止めよう気がする。

 無意識に「間接的加害者」になろうとしよう人に、如何にしてその事実を知ってもらい、他の道を共に探る側に立ってもらうがか。

 また、知っていてもなお、敢えて「加害者」となっても自己利益に奔る連中とどう対峙していくか・・・

 井原さん、岡田さんの訴えを聞き、そんな事が中村に帰った今も頭の中に渦を巻きよう。



 
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この記事に対するコメント

市民勢力とJCPのコラボ


こんにちは。いいエントリですね。保守専制政治体制を打破するには、市民勢力とJCPのコラボでしょう。

岩国市長選に於いて、反井原陣営は、井原候補は共産党比例区から出馬するというデマをまき散らした。実にいいデマじゃありませんか。デマからマコトを出しちゃいましょうよ。そうゆう広く国民に開かれたJCPになってほしい。

『情報をきちんと公開し、国民・市民に十分説明し、とことん議論して、その理解を得ていく。そういう政治でなければいけません。逃げてはいけません。正面から国民に向き合い、困難な課題を解決する、それが政治の役割であります。甘い政策は、幾らでも誰でもできます。困難な問題に、市民・国民に向き合い、正面から立ち向かっていき、その問題を解決する事ができる、できるかどうか、そこに政治の真価が、私は問われているという風に思います。』

この演説は、「政治」の箇所を「共産党」に替えても通じる。これだけ民主党に対する失望が広がっていながら、共産党に対する期待はさほど高まっていない。何か重大な欠陥があるはずだ。それを克服してほしい。

【2010/06/01 12:34】URL | BLOG BLUES #-[ 編集]


5月の17日に神戸にやって来た母。23日に集会に参加するために22日に帰っていきました。

会場となった公園は小さくてすぐにいっぱいになるそうです。
母は足が弱っているので、基地のゲート前で、デモ行進を迎えるって言っていました。

高校生の発言には励まされますね。
>艦載機がやって来てから気づき、後悔したのでは遅いのです。
>私はこの騒音被害のことを、全国に、そして、アメリカに訴えたいです。
>私は大人たちに言いたい。
>あなたたちは、私たち子供の未来のことまで考え、政治に参加していますか。
>目先の利益だけにとらわれ過ぎてはいませんか。
>沖縄や広島で女の子たちが米兵にひどい目に遭わされたという話を聞くと、私は、岩国もそんな危険な町になってしまうのではないか、そう思い、とても、とても不安になります。
・・・
>せっかく選挙権を持っているのに、興味がなかったり、投票に行かなかったり、自分の意思を持たず頼まれた人に投票する、そういう大人を見て情けなく思いました。
>その人たちが、岩国の事や私たち子供の事を考えて投票してくれていたら、今、こんなに不安な思いをする事はなかったのではないでしょうか。

井原さん頑張れ!

【2010/06/02 00:42】URL | きんちゃん #-[ 編集]

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