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紅星的『2010年一大ニュース!』

 2010年も今日で終わり。明日から2011年!

 ・・・だというのに、今回の年末年始はハウスの茄子の手入れ等で、数年(7、8年?)ぶりに、実家ではなく幡多中村にての年越し&迎春となる事もあって今ひとつ実感が湧かず、年賀状を今頃書いている始末。

 そんな紅星ですが、FC2ブログのテーマに『あなたの2010年一大ニュース!』というのがあったので、便乗して記事を書こうかなと思います。

 


 まぁ、個人的に大ニュースと言いますと、やはり精神疾患で仕事辞めて半年療養した後、就農を目指して市の研修施設で研修を始めた事なのですけど、今年のニュースで紅星的に『一大ニュース!』と言うと、何と言ってもコレ、

 70年ぶりにクニマス再発見

でしょう!!!


 【朝日新聞より引用】

 クニマス絶滅してなかった!
 生息確認、さかなクン一役


2010年12月15日3時1分

 環境省のレッドリストで「絶滅」扱いになっている日本固有の魚クニマスが、山梨県内の湖で生き残っていたことが、京都大学の中坊徹次教授らのグループの調査で分かった。生息の確認は約70年ぶり。国のレッドリストで絶滅種に指定された魚が再発見されたのは初めて。環境省は今後、レッドリストの記述を見直す方針だ。

 クニマスはもともと、秋田県の田沢湖にのみ生息する固有種で、成長すると全長30センチほどになる淡水魚。食用魚として漁業の対象にもなっていた。だが、1940年以降、発電などのための導水工事で田沢湖に酸性の水が入り、まもなく死滅。地球上から姿を消したと考えられていた。

 クニマスの生息が確認されたのは富士山に近い山梨県の富士五湖の一つ、西湖(さいこ)。今年3月から4月にかけて西湖で地元漁協が捕獲した通称「クロマス」と呼ばれる魚9匹を中坊教授らが分析した。

 全体に黒っぽい体色だけでなく、エラの構造や消化器官の形などがいずれもクニマスと一致した。1~3月に産卵するという生態も、過去に記録されていたクニマスの生態と同じだった。また、遺伝子解析の結果、西湖に生息するヒメマスと異なり、ヒメマスと交雑したものでないことが裏付けられた。近く、クニマスの生息確認を報告する論文が、学術専門誌に掲載される見通しだ。

 中坊教授が今年2月、研究者としての好奇心もあり、旧知でテレビなどで活躍する東京海洋大学客員准教授のさかなクンに、生き生きとしたクニマスの姿を絵で再現するよう頼んだのがきっかけだった。さかなクンが絵の参考にと近縁種のヒメマスを西湖から取り寄せると、黒一色の魚が届いた。

 田沢湖で絶滅する5年ほど前、放流用にクニマスの卵が10万粒、西湖に運ばれた記録がある。このとき放流されたものが繁殖を繰り返し、命をつないできたとみられる。

 西湖では以前から、ヒメマスに似て体色が黒っぽい魚がおり、「クロマス」と呼ばれていたが、地元では「黒いヒメマス」と考えられていた。

 環境省のレッドリストによると、絶滅種に指定された日本の魚類はクニマス、ミナミトミヨ、スワモロコ、チョウザメの計4種。中坊教授は「西湖は水温が比較的低く、クニマスの生育に適していたのだろう」と話す。環境省は「絶滅種が再発見された例は植物や菌類などではあるが、魚では初めて」としている。

 クニマスの標本は世界に約20点しかない。幻の魚として話題を集め、90年代には当時の田沢湖町観光協会が最高500万円の懸賞金をかけて捜したが、見つからなかった。


(山本智之)

   ◇

 〈レッドリストと絶滅種〉 環境省はレッドリストで、絶滅の恐れがある日本の動植物の一覧を示している。1991年からレッドデータブックを刊行する一方、最新情報を集計したレッドリストをネット上で公開。レッドリストには亜種を含む日本の絶滅種120種、絶滅危惧種3155種が掲載されている。野生生物の保全を進める上での基礎資料で、5年に1回程度、改定作業が行われている。


 記事には「1940年以降、発電などのための導水工事で田沢湖に酸性の水が入り、まもなく死滅」とだけあり、何故田沢湖に酸性の玉川の水が流れ込むようにされたのか書かれていませんが、ご承知の方もおられるように、軍国日本の戦争を支える為の発電を行う目的でこのような事が行われ、そして田沢湖のクニマスは絶滅した訳であり、彼等も戦争の犠牲者と言えましょう。

 そんな経緯と、何より紅星も〝日淡(日本産淡水魚)マニア〟とあって、紅星は絶滅種クニマスに非常に関心があっただけに、今回の西湖でのクニマス再発見のニュースを某政党機関紙の一面で目にした時は思わず興奮してしまいました。

 西湖はそれこそ今年の4月に親と中部地方を旅行した時に訪れ、綺麗な逆さ富士に感銘して写真も撮りまくって来た場所ですが、まさかその湖水の中にクニマスが命脈を保ってきたとは思いもよりませんでした。

 DSC07537.jpg DSC07562.jpg DSC07587.jpg


 それにしても流石「さかなクン」さん!よくぞ西湖の〝ヒメマス〟がクニマスではないかと気づかれた。正直、彼がマスコミ等で取り上げられ始めた時は、失礼ながらあまり良い印象を持てなかったのですが、まもなくその見識の豊かさと何より根っから魚を愛している事を知り己の浅慮を恥じた事を思い出しますが、遂に絶滅種の再発見という偉業まで成し遂げられるとは・・・!!
 もうこの人はまさに「さかなクン」=日本で最も魚を知る人物、であると言えましょう。

 その一方で、西湖のクニマスもこれから密漁・乱獲による再絶滅の危険に晒されると思うと気が気でありませんし、水産資源的価値が無い為移植も行われず絶滅していったスワモロコミナミトミヨの事を考えると複雑になります。

 しかし、そんなスワモロコやミナミトミヨ、そしてこの高知幡多地方ではニホンカワウソといった絶滅種や絶滅危惧種も、クニマスのように何処かでひっそりと人間の魔手から逃れて棲息していると信じさせてくれるような今回のニュースでした。

 最後に、いつの日にかクニマスが母なる湖・田沢湖に戻り、そこで再び生命の営みを永く続けられるように、行政・市民が一心に取り組みを行う事を切に願って筆を置く事とします。




 今回もお立ち寄り下さり有難うございました。

 したっけ皆様、よいお年を☆☆☆
  
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