怒髪衝天たる無血蟲都知事発言 『津波は天罰』

 2月頃から持病が再発し、情緒不安定な状態が続いている為、ブログなどでも努めて政治ネタに触れないようにしていたが、今回ばかりは己が沈黙が許せずこの記事をUPする事にした。

 また、以前に、極力『汚い言葉』を使わぬ事をブログで宣言した事があったが、今回、その『封印』を解く事を許してほしい。

 さてここから本題だが、11日の午後2時46分ごろ、恐らく東北・関東地方もうららかな春の陽気に包まれていたのだろうが、一転、M9.0の烈震とそれに続く津波により、わずかの間に数千、否、もしかすると数万の尊い生命が失われてしまった。
また、辛うじて死の魔手から逃れられた数十万もの避難民の方々も、いつ果てるか分からない恐怖に未だその身を晒されている。

 さらにはあれだけ国が自慢げに『安全』を喧伝していた福島第一原発は1号から3号基まで炉心融解し、水素爆発。近隣半径20kmの住民は避難先で見えない放射能の脅威に怯えている。

 そのような『東日本大震災』の惨禍は国内のみならず全世界に報道され、国の内外を問わず、「何とか力になれないか」と義援金や救助隊派遣の申し入れが相次いでいる。

 しかし、そのように日本中・世界中が『被災地を救え』と心ひとつに行動を起こそうとしているこの時、

『津波は天罰』

などと発言する者が現れた。


誰か?一部右派連中は「中韓露の反日だ!」と色めき立つだろうが、新聞報道では「領土と今回の災害は別。隣人に手を差し伸べよう。」との論調が大勢だという(高知新聞3/12)。

 では?と言うと、一つは「自称反捕鯨団体」の環境テロリスト『シー・シェパード』、そしてもう一人は何と同胞のはずの

石原慎太郎東京都知事だと言うのである。

以下に、高知新聞3月15日付朝刊第3面に掲載された記事を引用する。


「津波は天罰 我欲落とせ」 石原知事持論展開

 東京都の石原慎太郎知事は14日、東日本大震災への国民の対応について記者団に問われ「我欲で縛られた政治もポピュリズムでやっている。それを一気に押し流す。津波をうまく利用して、我欲をやっぱり一回洗い落とす必要がある。積年にたまった日本人のあかをね。やっぱり天罰だと思う。被災者の方々はかわいそうですよ」と述べた。

 知事は一連の発言の前に、持論を展開して「日本人のアイデンティティーは我欲になっちゃった。アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等だ。日本はそんなもんない。我欲だよ。物欲、金銭欲」と語っていた。

 同日、この後に開いた都庁の記者会見で「天罰」の意味について「日本に対する天罰だ」と釈明。「大きな反省の一つのよすがになるんじゃないか。それしなかったら犠牲者たちは浮かばれない」と話した。

 天罰について発言した際、「『被災された人は非常に耳障りな言葉に聞こえるかもしれないが』と言葉を添えた」としたが、実際には話していなかった。

 

 紅星はある事情からTVは極力見ないようにしており、今回の地震の情報源も専ら携帯・PCのニュースと高知新聞から得ているのだが、押し流された家屋や車の山、被災者の方々の悲しみ、慟哭、絶望、虚無・・・などが、連日新聞の活字から身を貫くように伝わってきて、「食費などを切り詰めてでも、少しでも多くの義援金を送って、些少なりとも手助けをさせてもらいたい」と思っているところである。

 そのような中でのかの『吐痴事』の発言!こうしてブログにを書き写している間にも、怒りで体内の血液が沸騰するような感覚にとらわれている(当然、病気に良くない)。

 何と支離滅裂かつ思慮分別に欠ける発言であろうか!?「日本人のアイデンティティーは我欲になった」云々を言うがは勝手やが、それと今回の東日本大震災が何の関連があるがか!?

 「津波をうまく利用して、我欲をやっぱり一回洗い落とす必要がある」というが、「我欲」とは家屋か?車か?財産か?それとも人命だというのか!?よくもまぁ、いけしゃあしゃあとのたまったものだ!

 大体、「日本古来からのアイデンティティーは何か?」と問われれば、紅星は迷わず「『和』や『結い』の思想。思いやりやいたわり」と答える。それがどうであろう。かの吐痴事様の御発言からは被災者の方々への「思いやり」も「いたわり」も、微塵として感じられない。そんな人物が偉そうに「日本人には我欲しかない」というのだから全く噴飯ものだ!

 振り返るに、彼の地方蔑視は今に始まった事ではなく、過去にも「震度6の地震がきた。ああいう田舎ならいいんです」(2007年3月能登半島地震)など、枚挙に暇がない。(確実な出典がないので記憶違いかも知れないが「都民の税金(国税)で地方を食わせてやっているんだ」とも言っていなかったか?)

 まさに『傲慢な東京都民』(ごく一部であることが救いだが)の典型である。大体、東京なぞ地方から労働力を集め、地方の農水産物を消費し、地方に作られた原発から電力をまかなって、あのような『我欲の都』を維持しているのではないか?
 そしてここでいう『地方』とは、実に今回の被災地である東北地方の比率が高いのである。何と恩知らずであろうか!

 明治の自由民権家・中江兆民は1889年の第一回帝国議会における予算案の修正をめぐる「土佐派の裏切り」に抗議して「帝国議会は無血虫(うじむし)の陳列場に成り果てり」と憤然として議員を辞職したが、かの吐痴事様の血も涙もない御発言を聞き、これはまさに『無血蟲吐痴事』の名に相応しきお方であると再認識した次第である。

近々行われる東京都知事選挙、下馬評ではこの吐痴事様が最有力候補だそうである。今回の発言があっても、このままでは恐らくまた再選されるのだろう。

他所様の首長選挙をとやかく言うのもナニだが、またかの御仁を東京都民が都知事に押し上げるのならば、イコール、「東京都民は今回の東北の惨禍を天罰だと考えている」も同然であると、紅星の東京嫌いは更にその度合いを増し、東京都民への敵意まで抱くようになるかも知れない。

紅星の所属するJCPは小池晃さんを擁立したが、ことここに至りては、石原以外なら誰でもいい。とにかくあの痴事でさえなければ!

もしこのブログをお読み頂いている東京都民の方がいらっしゃるのなら、これ以上紅星に東京への嫌悪感を増加させるような投票行動はしないで頂きたいと切望するところである。
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