JCP・赤旗よ、お前もか・・・(-"-;) 【後編】

前編からの続き。

ところで、鉢呂氏が先の総選挙で当選し議員となった『北海道4区』とは、紅星の実家がある小樽市および後志支庁・札幌市手稲区がその区割り地域であり、

北海道電力泊原子力発電所

泊村も含まれている。




今回の鉢呂氏辞任を地元ではどう見ているのかと思い、今日の昼過ぎ、実家の父(JCP党員)に電話し聞いたところ、

「地元でも反応は冷ややか。何も仕事しないうちに舞い上がって本音が出た感じ。うちらは初めから期待していなかったけど」

との事で、やはり予想通りだった(先の総選挙で北海道4区は『共産候補空白区』であり、両親は白紙投票している)。

地元紙『小樽ジャーナル』も冷ややか、まさに四面楚歌、敵だらけの感のある鉢呂氏だが、土佐高知さん(JCP関係者)は

『福島原発周辺は死の街だ』

とのブログ記事を掲げ、紅星がフォローしているツイッターでは、昨日はマスコミの集中豪雨的な「鉢呂バッシング」に懐疑的な意見が大勢を占めた。

その内容は、先に挙げたようにマスコミに「踊らされ」かけていた紅星の目を醒まさせるに足る説得力のあるものが少なくない。拾える限りは拾い上げてリツイートさせて頂いたので、詳しくは

紅星´sツイッター

をご覧頂くとして、いくつかピックアップしてみる。

☆ 「死の町」発言が物議をかもしているようだが、誰が原発周辺を「死の町」にしたのか。言葉尻をあげつらう自民党議員やマスコミこそ原発を推進し未曾有の事態を招いたのではないか。双葉町での取材の印象は正に「死の町」だった。【志葉玲】

☆ 「死の街」という言葉は重い。しかし、それは事実ではある。あまりにも悲惨な事実を事実として表現されると、そりゃ、「オブラードに包めよ」と言いたい気持ちもわからないではない。しかし同時に「オブラード」は、事実を隠蔽する役割もある事を忘れちゃいけない。【noiehoie】

☆ 読売「ほら、放射能」、毎日「つけたぞ」、朝日「つけちゃうぞ」、日経「つけてやろうか」、産経「うつしてやる」、FNN「分けてやるよ」、意図的に間違い続ける伝言ゲームかよ(笑)【ますやま】

☆ 特定の政治家政党を擁護するべきでは無いが、鉢呂氏は我が福島にとっては最大の尽力者の一人。二次補正予算、福島に入り各学校を視察しクーラー等の必要性を訴え、8月25日に福島に入り学校1マイクロシーベルトを0,5マイクロシーベルト周辺を1マイクロシーベルト以下に提言したのも就任前の氏。【nori oga】

☆ むしろ、福島の人間が腹立ってるのは、「死の街」なのに、「だいじょうぶだよー」って耳触りのいいこといって、危険性を矮小化して、大人も子供も福島にひきとめて「被曝させよう」とする非人道的な方々に対してです。「死の街」だという認識がない方が不思議だわ。だから、放置してるのよね、きっと
☆ 共感。 RT @go5watayo: 私も自分以外の家族は全員福島市に住んでるので。家族は頭で分かっていても考えないようにしている。事実から目を背けたくなる、それほどの環境ということです。実家に帰るのに被曝覚悟という時点で終わってます。正直、私も「死の街」表現は妥当だと思います。
☆ くだらん批難より、避難が先です。福島を思いやってるからこそ「死の街なんてひどい!」っていってるって??こんな人間性のにはまかせていられないって?目の前で、息も絶え絶えな病気の子供がいるのにさ、その目の前で、「あなたの言い方、思いやりがない!」って夫婦喧嘩してる親がいたらどう思う?
☆ もうさー、平和な国でもなんでもないんだからさ、政治家の発言程度のくだらないことで条件反射すんのやめようよ。こんな状況なのに、野党もマスコミも、ゴシップ大好きすぎて、肩腹いたいわ。国難のいま、日本の政治をゴシップレベルに貶めて何したいわけ?被曝してるんだぞ、多くの人が。
☆ @MIYAZAKI_Takesh 福島出身です。もし、死の街発言が事実だとしても、まったくもって失言だとは思いません。実際にゴーストタウンで、的確な表現ですし。福島への思いやりがないと叩いてる方もいますが、腫れものにさわるようになり、悲惨さを誤魔化されていくほうが嫌です。
  【以上、猫さん(民報CM製品&新聞不買中)】(福島出身の方)

☆ 「死の町」発言で糾弾しようとして世間の反応が今一つだと感じたら「放射能うつしてやる」を記事として配信した記者さん。これだけ問題を大きくした以上、氏名を名乗りその発言に至までのやりとりを全て開示しなさい。もし、誇張や改竄があれば、この問題でおきた復興遅延の責任をどう取るのか?【h.shimoda】

☆ TL見たら死の町死の町って。マスコミさん、3月に物流が途絶えた時の30km圏外のいわき市を「ゴーストタウン」と表現していたじゃないですか。幽霊の町と死の町の何が違うんですか。今回は批判とは矛盾してらっしゃる。【 fu_fujii】(福島出身の方)

さて、話をJCPに戻す。

JCP党員ツイッターを日夜捜し続けてはフォロー(連帯)させてもらっている紅星だが、【前編】の赤旗記事のように、党幹部&国政選挙候補者クラスの方々(誰とはここでは言わないが、後でひょっとしたら、やんわりとした遺憾DMを送らせてもらうかも知れん)はいち早く「大臣の資格なし。辞任せよ。」「しかり。人間性も問われるぞ」とツイートした。

まぁ先週の「日曜版」一面に、「『民自公翼賛体制』と対決」と掲げたのだから、野田政権打倒の一環で「鉢呂叩き」に左袒するのもむべなるかなではある。

しかし、敢えて言っておきたい。

「先の党大会決議でマスコミ批判したに、詳しい状況や発言内容が不確定な今回の『暴言』騒動では頭っから商業マスコミ信じ込むとは何ぜ!?」

と。

先の党大会決議(第25回党大会決議)第9項(ニ)では『マスメディアのあり方が根本から問われている』と題し、こう述べている。

「新聞倫理綱領」では「正確と公正」「独立と寛容」をうたっている。放送法では「政治的に公平であること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」を放送事業者に義務づけている。これらにてらして、財界主導ですすめられている「二大政党づくり」と、強権的国家づくりという、特異な立場を推進する「運動体」に、多くのマスメディア関係者が参加し、「日常的な世論形成」をはかることが許されるか。公正、公平、独立というジャーナリズムの魂を、自ら投げ捨てるものではないか。わが党は、そのことを率直に指摘し、良識あるマスメディア関係者と広く協力するとともに、マスメディアが「社会の公器」としての責務を自覚して、こうしたあり方を見直すことを求める。

今回の一件に関するマスコミ報道に、「正確と公正」「独立と寛容」ありや?「政治的公平」「多面的な論点の検証」ありや?

今日の高知新聞3面には「今回の言動は深夜帰宅時の『囲み取材』中のやり取りで飛び出した」とある。『囲み取材』は報道陣が録音しないで行われるとの事で、つまり証拠が無いのである。

8日深夜のやり取り、現場に居た者は約10人の記者と鉢呂氏のみ。後の記事に鉢呂氏の辞任会見詳報を記録のため遺す(報道機関がのちに削除してしまう事が充分考えられるから)が、会見では明言していないものの、氏は随所に

「私はそんな趣旨の発言はしていない」

と無念を滲ませている。

一方、約10人の、恐らく「記者クラブ」加盟の報道機関の記者から出た「証言」から端を発する『暴言』報道は、鉢呂氏の所作、および発言内容が必ずしも一致していない。どうも『鉢呂おろし』がまず始めにあり、記者集団で口裏あわせのすえ仕組まれた疑念が紅星の頭から拭い去れないのだ。

こう言うと何だが、紅星には、密室で行われ忌まわしい数々の冤罪も生み出している、警察の『取調べ』、検察庁の『検事調書作成』が連想されてならない。

このような白とも黒とも言えない『グレー』の段階で、我がJCPおよび赤旗は報道丸呑みの立場に再び奔ってしまった。そう、再び、である。

前の過ちは下線引きの『再び』をクリックしてほしい。本当は赤旗に直リンクさせる筈だったが、知らぬうちに削除されていた。削除自体は当然である。冤罪の片棒担ぐような内容だったのだから、人権侵害の反省に立ち、『謝罪文』を載せて記事を削除するべきである。然るに、どうもうやむやのうちに「無かった事」にされてしまった雰囲気が強い(紅星の認識に間違いがあればコメントを寄せて欲しい。参考資料つきで)。

この2年余で、少しはニュースソースの吟味に慎重になったかと思いきや、またしても不確定な報道に飛びつくとは・・・それとも、赤旗記者も『あの夜のあの場所』に居り、確かに鉢呂氏の言動に立ち会ったとでも言うのか??

正直、党中央と赤旗に軽い幻滅を生じ始めている。

そんなJCPでも、懐疑的なツイートをしている人がいるのは救いだ。

☆ ハッキリ言いたい。福島第一原発周辺は、こんご20年、30年、頑として人間を寄せ付けない街になっている。なんでその当たり前なことを言わないのだ。
☆ でもって原発推進勢力がターゲットを絞った鉢呂大臣(^○^) QT結局原発15基分の電力が余った! #ldnews http://news.livedoor.com/article/detail/5848270/ 【大西正祐】

☆ 同感。当たり前のことを言ってなぜ悪い。立場をわきまえて発言を,と人は言うかもしれないが、こういう町にした為政者の責任、今その立場にいる者としてどうするか。ここまで言ってほしい@kikko_no_blog 人っ子ひとりいなくなった原発周辺の町を「死の町」だと言ったら、不謹慎 . 【松尾ひとみ】

☆ 自民党も共産党も、野党としての模範コメントは、たぶん「辞任は当然です」だろう。たしかにそれが無難。でも、「死の町」と言わしめた状態を作り出した「原発共同体」の政官財マスコミは無罪なのか? 【長与町議会議員堤さとし】

他にも同じ感想をお持ちのJCPツイッターが居るかも知れない。否、是が非でも居て欲しいと切に願う。

最後にJCP中央と赤旗編集部そして全国の日本共産党員および支持者の方々に、以下のメッセージを添え、締めとしたい。


日本共産党中央委員会および赤旗編集部の皆様、

そして全国の日本共産党員および支持者の方々、

放射能で殺された町を「死の町」と表現した事、そんなに許されない事でしょうか?

限られた記者集団との不確定なやり取りのなか発せられたとされる『暴言』、なぜ有ったと断言できるのでしょうか?

鉢呂氏の「死の町」発言は確かに軽率で配慮を欠くとも取れる。それは否定し切れませんし、憤りを感じられる方々が少なからず居られるのは理解できます。

しかし、「放射能をうつす」云々の発言、有ったかどうかも分からない言葉を、なぜ『暴言』と決め付け、断罪されるのでしょうか?

戦前、戦中の弾圧、そして今も形を変えながら生き続ける「日本共産党はずし」「偏向報道」に日々憤りを感じる私たちが、今回のマスコミの動きに知らず加担させられているのではないか。私はそのような漠然とした不安を感じます。

重ねて中央委員会、そして赤旗編集部の皆様にお願いします。

今回の鉢呂氏の『放射能発言』騒動、野田内閣倒閣とは切り離し、発言の有無まで遡り、マスコミや鉢呂氏本人への取材も含めて、一から検証し直して、それから事の是非を論じて頂きたいのです。

日本共産党が『科学的社会主義の党』なら。

しんぶん赤旗が『真実を伝える新聞』なら。


2011年9月11日  

高知県幡多地区党の一党員  堂端 直哉 拝 






以上、冗長にして駄文なる本記事をお読み頂き、有難うございました。



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この記事に対するコメント


はじめまして。トラバをいただきありがとうございます。こちらからもお送りしましたが、届きましたでしょうか。

ここにあげられたツイートに同感です。
こんなツイートもありました。

死の街だと言った人は職を追われるが死の街を作った人は職を追われない。事故を憂いデモに集まった人は逮捕されるが事故を引き起こした人は逮捕されない。大臣は一言の暴言で首を取られるが大臣に暴言を吐いた記者は匿名に守られ首を取られない。どんな国だ

この騒ぎは些細な発言を針小棒大に取り上げ、何が本当に追及しなくてはいけない問題なのかを覆い隠してしまった気がします。
「放射能をうつす」発言も真相はよくわからぬまま。
それにしても何故鉢呂氏は間違ったことは言っていないと胸を張らなかったか。鉢呂氏を殉教者として持ち上げる気はさらさらありませんが、マスコミの報道のあり方には大きく×をつけざるを得ません。

【2011/09/13 00:13】URL | 秋原葉月 #449pMq2M[ 編集]

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