『靖国』 もプリンも、食べてみなけりゃ分からない ~ばい 競る晩手巣~

 出演者の一人であり出演者クレジットと出演シーンの削除を求めている、靖国刀の刀匠夫妻が高知県内在住である事を理由に、配給会社が高知県内での上映を見合わせるとしていた映画、

 『靖国 YASUKUNI』

が、何とか高知県内でも観られる事になりそうですヽ(´∀`)ノ


以下、高知新聞の記事から。

「靖国」本県にも配給へ
  配給会社 「見合わせ」を修正

ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の配給会社アルゴ・ピクチャーズは18日までに、「(本県在住の)刀匠に配慮し、高知での上映はしばらく見合わせる」としていたこれまでの説明を事実上修正し、本県からの配給要請に対しても、ほかの地域と同様に可能な範囲で上映する方向で日程調整に入る考えを示した。  (社会部取材班)

 同映画については、県内では高知市の「あたご劇場」が今月4日に配給を申請し、いったん上映日程の調整に入ったが、その5日後にアルゴ社から「刀匠は高齢で高知の人。マスコミ取材などでナーバスになっており、ほとぼりが冷めるまで上映を見合わせたい」と電話連絡があった。
 また、市民グループなどからの希望で配給を要請していた四国文映社(高知市)にも11日、アルゴ社から「刀匠に配慮し、高知での上映は意に沿えないことになった」と連絡があったという。
 アルゴ社の配給担当者は11日の本紙取材に「騒動になっている状況で上映すれば出演者に迷惑が掛かる。刀匠のプライバシーを配慮し、高知での上映は当分見合わせる」としていたが、その後、「あれはわたしの個人的見解。社としては高知でも(配給の)日程調整を進めている」と説明を修正。
 また、別の担当者は17日、「『見合わせる』という表現が行き違いを起こし、説明がまずかったかもしれない。高知でやらないという意味ではない」とし、あたご劇場とあらためて調整に入る考えを示した。
 ただ、同劇場は「今さら日程調整と言われても。うちとしては刀匠の心情を察してやめた。刀匠が納得しないとできない」と話している。
 一方、同文映社は今後、アルゴ社と上映に向けた協議を進めていくとしている。



 先日、四万十市内某所であった『上映に向けての会』で、ある人が言っていましたが、結局、右派左派も、この映画をまだ観もしていないのに『反日映画だ』、『素晴らしい映画だ』とやっている訳で、変な例えですが、障子越しの人影だけで『悪人だ』、『いや、いい友人だ』と言っているようなものなのかも知れません。

 現に、高知新聞には先ほどの記事に続いてこんな記事も載っています。

 

「反日の映画だ」 
 「そうでもない」
   -都内 右翼向け上映会

 「靖国 YASUKUNI」を右翼団体向けに上映するイベントが18日、「ロフトプラスワン」(東京都新宿区)で開かれ、「反日映画だ」などと非難の声が上がる一方「思ったほど反日ではない」との感想もあり議論が白熱した。

 首都圏の右翼団体幹部ら約150人が参加。上映後に一水会の木村三浩代表が「右翼の反対で上映が中止に追い込まれたとのイメージが作られ、警察の規制が強まるのは問題だ。映画を見た上で内容を議論したい」と趣旨を説明した。

 正気塾の中尾征秀郎塾頭は「靖国神社を誹謗(ひぼう)している。多くの人に見てもらい、こんな反日映画に日本の助成金が出たことを訴えたい」と主張。防共新聞社の福田邦宏主幹は「騒げば注目されるので無視するのが有効だ」と述べた。

 一方で、国民協議会の阿形充規議長は「民族派が毅然(きぜん)と参拝し、しっかりした主張があることも取り上げている。多くの日本人が(左翼よりも自分たちに)同感するだろう」。民族革新会議の山口伸議長も「東京大空襲を経験しているので、目頭が熱くなった。中国人の作品なら、このような作り方しかないと思う」と肯定的に受けとめた。

      【以上、今朝の高知新聞朝刊 24面より引用】



 この記事を読んだ限り 「けしからん映画だから押しかけて中止させよう」という意見は出ず、むしろ「積極的に見てもらい自分たちの主張の正当性を知ってもらおう」という意見が多かったのではという印象を受けました。

 右翼といえばただ扇情的に喚き散らすだけかと思っていましたが、結構理性的な人たちもおいでているのですね。少し右翼の人たちを見直しました(失礼)。

 とにかく、右翼を自認される方々の中でもこのように百家争鳴の感があるこの映画、結局は私たち一人ひとりが観たうえで、それぞれ思うことを表明しあうしかないようです。

 「プリンの味を知るには、そのプリンを食べるしか方法が無い」 
by セルバンテス Miguel de Cervantes (中世スペインの作家:小説『ドン・キホーテ』の作者)

 まさに、この映画にピッタリの格言だと思います。


 


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