昨日は
Minshowの会が西土佐であったため記事をアップ出来ず、
土佐高知さん、
simanto114さんおよび
あくしゅさんに遅れを取ってしまったが、不肖紅星も幡多の平和運動の末席に連なる者として、
O'kane寄港に抗議する宿毛集会に参加してきた。
※これまでO'kaneを「オカーン」と表記してきたが、「Wikipedia」や「高知新聞」、「高知民報」などが
「オカーン」と呼ぶ一方で、「高知原水協」や「朝日新聞」などは
「オケイン」と呼んでいるので、今回から当ブログでは基本的に
O'kaneと記する事にする。
さて、昨日21日は全くの快晴、これで
『奴』さえ来なければ申し分ない朝だったが、朝の弱い紅星は半分眠気まなこで6時50分にT局長と待ち合わせ、Minshowの車で一路宿毛湾港を目指した。
「集会の始まる7時半はちょっと過ぎるかも知れませんね」などと話しながら行くと、途中でJCPの宣伝カーと合流し、そのままついていく形で宿毛湾港まで。
そしていざ宿毛湾港の駐車場に着き、「さァ、今日は抗議の意思を存分に表すぞ!」と気負って岸壁の方に目をやると・・・
「Σ(゚Д゚;) 何じゃありゃ!?」
軍艦が一隻、既に着岸しているではないか!
遅れてついてきた局長に「何かもう来ちゃっていますよ!?」と報告すると、「えぇっ、8時過ぎの予定やろ?護衛用の自衛艦か何かやない?」とやはり半信半疑。
しかし、岸壁の方からゾロゾロと先遣隊が引き返してくるのと、艦に乗っているのが全員米兵であるのとを見ると、紛れもなくO'kaneである。
前回のRusselの時は遅れてきたが、今度は県・宿毛市に事前通告してきた時間より
1時間も早くやって来て、
「こっちの都合で好きな時間に来て、何が悪い」と言わんばかりの態度。
まさに『逆パール・ハーバー』の暴挙ではないか! おかげで着いてから食おうと思っていた握り飯は食うどころではなく、空腹と米軍の傍若無人な態度にすっかり頭に来てしまった(←ちょっと八つ当たり気味)。
さて、そのようにルール無視の米軍のやり方への怒りが参加者に渦巻くなかで始まった抗議集会。
この日に先立って16日に高知市で行われた抗議集会には民主党の姿はなかったようだが、この宿毛集会には高知3区の民主党候補である中山さんが実行委員会にも積極的に関わり、民主・共産・社民・新社会の4党と、原水禁・原水協・連合・全労連系労組や各種団体、そして高知県内だけでなく隣の愛媛県からも集まった
総勢180名超が、『平和な宿毛湾を!』と心一つにして参加した。




米軍の基地強化が進められようとしている佐世保からも、佐世保原水協の山下事務局長がおいでて、「宿毛に来てみて、空母の停泊も可能な天然の良港と実感した。軍港化に道を開くイージス艦の寄港について、一般の人にもその危険な目的を知らせていってほしい」と連帯のあいさつをしていたが、友好親善を口にしながら基地拡大を図ろうとする米軍のやり口を知っている人の言は、何より重みがあった。

港湾緑地公園での集会から抗議デモに移るために並ぼうとしていると、
あくしゅさんと
simanto114さんが「オカーンじゃなくて、お母んが握ったおむすびぜぇ」とおにぎりを配っていたのでありがたく頂いた。
そしてさァ抗議デモとなったのだが、二年前よりさらに物々しい機動隊と警察の警備!こっちは旗やプラカード持って(拡声器でシュプレッヒコールは上げるが)あくまで平和裏に抗議行動を行っているのに、防弾チョッキに殴られたら痛そうな警棒を持ち、殺気さえ放っており、
まるっきりテロリスト扱い。随所で公安と思しき人物(いや、ひょっとすると例の自衛隊の
『情報保全隊』か!?)がビデオで参加者一人ひとりをいやらしく撮影していた。


あまつさえ抗議行動の様子の写真を撮るため隊列から離れたり、立ち止まっただけでも「戻ってください!」、「立ち止まらないでください!」ときた。
これには「米軍は時間を守らずフリーパスながに、わしらは規制でがんじがらめかよ!!」と参加者から怒りの声が上がっていた。
ところで、うちらが「オカーン帰れ!」、「宿毛の軍港化反対!」、「安保廃棄!」(これはちょっとどうよと思ったが・・・)とシュプレッヒコールを上げていると、バリケードの向こうの、O'kaneの近くの辺からもギャーギャーと喚き声が聞こえるような感じがする。
最初はO'kaneや周りの障壁にうちらの声が反響しているのだろうと思ったが、どうも違うようだ。なので裸眼0.02の目を凝らし、紅星の顔の器官で唯一人並に機能している耳をそばだてて、「誰がどんな事言いようがやろ?」と確かめてみると・・・
「黙れやカス共!!」、
「朝鮮に帰れ!!」の罵声に、旭日旗のようなものが。
あ、チンピラウヨク「愛国党」だわ。(註:あくまで『ウヨク』であって、『右翼』全部がこうだとは思ってはいない。右翼の中にも礼節を弁えた人物はいる)
思わず周りの人たちと、
「うちら生粋の日本人なのに、何で朝鮮に『帰ら』なけりゃいけんの?( ´,_ゝ`) プッ」と、彼らの
電波的思考ぶりにあきれ返ってしまったものだが、後でよくよく考えてみたら、
『うちらはともかく、見物目的の一般客まで締め出したり職務質問するのに、チンピラウヨク右翼は近づいていいのかい(# ゚Д゚) !? 』と何か無性に腹が立った。
横道にそれるが、土佐高知さんが
『「オカーン」の名前の由来と日本』で述べているように、太平洋戦争で潜水艦艦長として日本の貨物船や輸送船を沈めまくった
「R. O'kane」氏に因んで命名された艦船である。
これは確証がないので紅星の憶測だが、「R. O'kane」艦長率いる潜水艦部隊は、南方への兵員輸送船も撃沈したかも知れない。無かったにせよ、無差別な通商破壊作戦で多くの日本人の人命が失われた事は確かな訳で、敢えて言わせてもらえば、「O'kane」氏の指揮した破壊作戦により南洋に散った『靖国の英霊』は少なくはないのではないか?
その人物に因んだO'kaneを脳天気にも出迎えた彼ら
『自称右翼』を、黄泉の英霊たちはどのようにして眺めているだろうか?


そんな『自称右翼』達の理解しがたい行為に軽い目眩を覚えつつもデモ行進を終え、最後に集会参加者一同で「団結頑張ろう!」を三唱して抗議集会は終了したが、これは終わりではなく、新たなたたかいの始まりである。
O'kaneは帰っていないし、何より、今回の寄港は
『U.S.Navy Base SUKUMO』への地固め的意味合いが強いと確信している。この平和な宿毛湾を、
『USS Abraham Lincoln, CVN-72』や、
『USS Carl Vinson, CVN-70』が母港とすべく狙っているのである。
民主党・社民党などとは平素意見を異にしたり批判しあうこともあるが、このたたかいには、これからも
スクラムを崩さず一致団結して当たる事が必要不可欠だ。
紅星も(ヘタレなので)どこまで役に立てるか分からないが、出来る限りの事はやって、宿毛の再軍港化を何としても阻止し、次代に平和な、紺碧の宿毛湾を遺していきたいと意を強くするところである。
今回も乱文乱筆にお付き合い頂きありがとうございました!
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テーマ : 軍事・平和 - ジャンル : 政治・経済